2014年3月13日木曜日

北の国から~流氷ダイビング・知床旅情編(笑)



3月7日(金)〜9日(日)
気温-10~0℃ 水温-2℃ 透明度10m前後

”知床・流氷ダイビング”へ行って来ました!

知床といえば、北海道の東端にあるオホーツク海に面した半島で、2005年に世界自然遺産に登録されるほど、固有の自然が豊かな地域。

流氷ダイビングは、毎年2~3月にかけてのたった1ヵ月間しか出来ず、遠くロシアからやってきた流氷の南限地オホーツク海・知床でのダイビングは日本で最も贅沢なレジャーダイビングなのかもしれません。
さらに温暖化の影響で、5年後、10年後は、夢のまた夢になってしまう可能性すらあります。

今年は近年稀に見る、ベスト・イヤー・オブ・流氷!
真っ白く、壮大な大氷原に、オオワシが空を舞い、エゾシカがひょっこり現れる。大自然の偉大さを感じ、心がみるみる浄化されていくかのようでした。

さらに、海の中がとても神秘的でした。
ラムネ色の”流氷ブルー”が間接照明のようにホンワリ柔らかく広がり、淡水と海水の境にはハロクラインという現象、有名な氷の妖精・クリオネを見つけることも出来ました。

そしてラストには、めったに見ることが出来ないドラマが。

最後のダイビングを始める頃、沖から氷にヒビが入り始め、大氷原がうねり始めます。辺りは流氷同士が擦れあう”流氷鳴き”も始まりました。

早めに潜り終える計画で海中に入ってみると、その響き渡る”流氷鳴き”の音と共に、あちこちの隙間から眩い光の筋がみるみる海中を明るく照らし始めます。
ここは天国ではないかというくらいの自然美に、瞬きも、呼吸も忘れていました。

ダイビング後、片付けしているうちに、この写真の丸い穴も玉砕してバラバラに。まるで「天空の城・○ピュタ」のラストシーンのような儚さと、私たちがダイビングを終えるまで待ってくれていたかのような絶妙なタイミングに息を呑みました。

言葉にできない感動と、多くのダイバーの笑顔。
そして、知床に春到来の瞬間に立ち合うことが出来ました。

素晴らしき大自然をありがとう
WILD LIFE 世界自然遺産・知床!!




世界自然遺産・小笠原ダイビングツアー6日間
7/19(土)-24(木) ※海の日3連休利用

その他のツアー写真は、FBでどうぞ!(^^)!


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